人類はなぜ二足歩行になったのか?
諸説ありますが、「運搬説」が有力のようです。
一回で出来るだけ多くの資源を持ち運ぼうとして二足で歩くようになったと言われています。
直立二足歩行の長所
- 頭が直立した胴体の上に位置することによって、体格と比べて巨大な頭を楽に支える事が出来るようになった。その結果、大きな脳容積を得られ高い知能も得た。
- 腕が歩行に使われなくなって、重い物を運ぶ事が出来るようになった。
直立二足歩行の欠点
- 重力の関係上、痔や腰痛、胃下垂、ヘルニアなどの病気になりやすい。また、膝への過度の負担や障害の多さ、ふくらはぎのむくみもヒト独特のものである。
- ほとんどの姿勢で頭部が安定しているため、首が細く弱い。
- 重い頭部が高い位置にあるため、バランスが悪く、転倒すると危険である。特に、後ろに倒れると、急所である後頭部を打つ危険が高い。
- 喉、心臓、腹部、股間等の急所が多い胴部前面を常に出してしまう。
不安定
骨格図のように骨盤の上に一本の脊椎、その上に大きな頭。それを二本の脚でささえる。
非常に不安てです、それを筋肉で覆い動かしプロテクトしています。
てこの原理
人体が垂直に立っているのが重力の関係上負荷はかかりません。
上半身が、前後左右に倒れたら支点となり負荷がかかります。
頭の重さは体重比で約10%と言われています。体重70kgだと7kgとなります。
それだけでもかなりの負荷です。
負荷の無い姿勢
良い姿勢とは? となります。
負荷のない姿勢=良い姿勢
図のように5点が一直線になるように立ってみましょう。

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