脚のゆがみ
ひざが外側に開のがO脚、内向きにくっつくのがX脚。
なかには、O脚だけどそれを無意識に隠そうと、ひざをくっつけるように立つ癖がある人や、反対にX脚だけど脚を開き気味に立っている人もいます。
ヒザの痛み
膝関節は、ひざ上の大腿骨と、ひざ下の下腿によって上下を挟まれた状態になっています。
O脚の場合、膝関節には「外へ、外へ」ずれようとする力が加わり、正面から見るとひざ関節の内側がつぶれて、痛みが生じやすい状態になります。
X脚では逆に「内へ、内へ」とずれようとするため、膝関節の外側がつぶれて痛みやすい状態です。
体重が1kg増えるとひざにかかる荷重は3kg増えます。
O脚、自己チェック
両足のかかとを拳分くらい開けて、右足の人さし指と左足の人さし指をそれぞれ15度ずつ開きます。
背すじを伸ばし、正面を向いたまま、ゆっくりとひざを曲げます。
ひざが正面を向いたままならゆがみはありません。O脚の人はひざを曲げると自然とひざが外側に開き、X脚の人はひざが内側に向きます。
はっきりわからない場合は、ひざとひざの間が開く方向、閉じる方向、どちらが曲げやすいかを確かめて判断しましょう。
骨盤
脚の骨が曲がっているわけでありません。
問題は、「骨盤の位置」です。
骨盤前傾はX脚、骨盤後傾はO脚(猫背)です。
猫背は、腰痛の代名詞です。