ダイエット
食事制限で体重を落とす事を決めた時、MCTオイルを取り入れる事を見つけました。
MTCオイルは、中鎖脂肪酸です。
脂肪酸とは
脂肪酸 とは、主に炭素数および不飽和結合の有無によって分類されるものです。
不飽和度
飽和脂肪酸:炭素鎖に単結合のみ
不飽和脂肪酸:炭素鎖に二重結合、三重結合があるもの
炭素数
炭素数が6以下:短鎖脂肪酸
炭素数が8–10:中鎖脂肪酸
炭素数が12以上:長鎖脂肪酸
※10以上のものを高級脂肪酸
短鎖脂肪酸
殆どは油脂類の直接摂取よりも、腸内で産生する割合が大きい特徴。
腸内に届く食物繊維を善玉菌である乳酸菌が触媒して、発酵する段階で産生されます。
乳酸菌には沢山の種類があることから産生量は異なりますが、腸内環境を活性するので粘膜細胞に十分に栄養が吸収されます。
短鎖脂肪酸の効果
- カルシウム、鉄分、マグネシウムの吸収力を高める。
- 血液脳関門の透過性を高めてエネルギー代謝を促進させる。
- ケトン体を作り、昂った交感神経を抑制する。
- エネルギーの代謝量を増加させる。
中鎖脂肪酸
中鎖脂肪酸の最大の特徴は迅速で優れた消化吸収能力を持つことです。
脂肪酸を含む油脂類は、普通消化ルートが複雑で代謝されるのに時間を有します。
大まかな構図で見ると、摂取→リンパ管・静脈→脂肪組織・筋肉・肝臓に貯蔵→必要に応じて代謝といったルートになりますので、過剰脂質の多い傾向では肥満の一途を辿りかねない状態を作り出すのです。
しかし、中鎖脂肪酸は門脈へ直行して肝臓で速やかに消化されるので、過剰脂質となる心配がありません。
消化酵素や胆汁酸の力を借りなくてもきちんと消化されるので、体にも負担がかからず効率的にエネルギー源になり万遍なく活用されます。
中鎖脂肪酸の効果
- 燃焼効果をサポートして体脂肪、内臓脂肪、体重、ウエストサイズを減らす。
- 消化機能に負担をかけないので、術後や未熟児向けのエネルギー補給として活用できる。
- 肥満、コレステロールの上昇、心筋梗塞、動脈硬化などのリスクを軽減する。
- 抗酸化力が強くアンチエイジングに期待できる。
長鎖脂肪酸
動物性の脂肪酸のウエイトが高い長鎖脂肪酸は体内で固まりやすい特徴があります。
一般的な食用油の大半が長鎖脂肪酸といわれますが、代謝不良などで冷え性が慢性化した体で摂取すると脂肪の流動性が失われて体内蓄積しやすい傾向にあります。
ストック的役割が大きく、癌の誘発など健康面での懸念が払しょくできない動物性油脂もありますので摂取量のバランスを重視することがとても大切です。
MCTオイルを使っての自覚
食事制限には常に空腹感がつきまといます。
「腹減ったな〜」
MCTオイルは、これが減りました。
昼飯にはスープを持って行っている私は、スープにオイルを入れていると冷めにくいという利点がありました。
油で幕をはり保温効果があるのです。