骨格
人は頭蓋骨、脊柱、胸郭、骨盤、上肢骨、下肢骨の骨格を形成しています。
胸郭と骨盤は、脊柱と下肢の骨の一部が骨格の構成に加わっています。
バランス
頭は、成人男子で4〜6Kgと言われています。サイトによっては体重の13%と出しているところもあります。
その重い頭蓋骨(頭)を脊柱1本で支え骨盤に繋いでいます。
もの凄く不安定です。
このもの凄く不安定な骨格を支えているのが筋肉です。
まっすぐ立っていれば頭の重さを垂直に骨盤・足が支えるので、他に負担がかかる事はありません。
これが少しでも、前後左右にずれたならどうでしょう?
どこかに負担がかかります。
5点
テストの点数ではないです。
姿勢を見るポイントです。
以前にも書きましたが、耳垂・肩峰・大転子・膝蓋骨後面・外果前方が一直線になっている。

EPSON MFP image

一般社団法人姿勢マネジメント協会(http://www.condition.co.jp)
骨盤前傾(写真左)
前下に引っ張られている。
太ももの内側の筋肉等が骨盤を前方下側に引っ張っています。
正常(写真真中)
上から吊り下げ:腹筋・背筋等骨盤上の筋肉は骨盤を吊り下げるように支えています。
下から支える:内転筋群・臀部・ハムストリングスの骨盤下の筋肉は、骨盤を下から持ち上げるように支えています。
骨盤後傾(写真右)
後ろ下に引っ張られている。
ハムストリングス等、骨盤を下から支えている筋肉が骨盤を下に引っ張っています。
良い姿勢の維持
5点を垂直にするためのポイント
①頭:舌(ベロ)
②腰:肛門
③足:かかと
④足:つま先の角度
⑤腹:丹田(へそ下3寸)
これを意識することで良い姿勢(正しい姿勢)を作り維持出来ます。
良い姿勢になれば
体の一部に負担が集中しないでそこが休む事が出来るはずです。
負担のかかっていた筋肉を休ませてあげれれば、そこの血行が良くなり自然治癒力も増すはずです。